ジャンク屋の店先の、意味ありそでなさそな会話集
名古屋で真空管をお探しだ?
もうしわけねぇ。大須アメ横ビル中のジャンク屋以外、知らねぇ。。。
あとはオークションをコマメにあたるしかないんじゃないかなぁ。
ふだんのQSOではほとんど話題になってませんけど、電源にラインフィルタってお使いですか。
私はインターフェア対策をがっちりやって以来、ラインフィルタを入れるのは習慣化してます。ローパスフィルタは忘れても、電源フィルタは必ず入れています。というか、無線機関係の電源は、ラインフィルタ直後のタップからしか取れないようにしてる(笑)。
インタフェア対策という意味ももちろんありますけど、むしろ、電源ラインを伝わって来る外来ノイズ対策の意味が私には大きい。なにしろここら辺りも工業地帯で、なにかとノイズ源は多い。むろん家屋内にもやたらとノイズの発生源はある。
当方は今んところ、相当にヘッタクレなアンテナを使ってますけど、それでも比較的耳がいいのは、この電源フィルタの果たしている役割が大きいかも知れない。つけたり外したりして実験したわけではないので何とも言えませんけど。
で、ノイズで悩むかたには電源フィルタはおススメ。それほど高価なものでもないですから、ぐちゃぐちゃ悩む前に、入れてしまいましょう。インタフェア対策としても必須です。ローパスフィルタよりは重要度は高いと私は思う。
それと、もうひとつ気をつけたいのが、マイクの選択。通信用マイクと言われるものをみなさんお使いだと思いますが、「通信用」というのが実は「音楽用というには低品質」ぐらいの意味でしかなかったりするぐらい、音質のよくないものが多い気がします。
アマチュア無線の通信は、音楽をやりとりするわけではありませんから、それほど音質に気をつける必要はないのかも知れませんが、しかし実際には言葉・音声という、人である以上、いちばん大切な音源をやりとりするのですから、それなりに気をつけるのがタシナミ、ということかもしれません。
私は「スピーチ・マイク」というものを強くおススメします。ちゃんとしたスピーチ・マイクは、人の会話をじつに切れ味よく拾いとってくれます。わりとごにょごにょと、はっきりしないしゃべり方をする人(笑)でも、突然、NHKのアナウンサーばりに明瞭な音声になります。というと大げさですが、ちゃんとしたスピーチ・マイクの効果は大きいです。わたしのおススメ品は、コレ。それほど高価でなく、どちらかというと「通信用マイク」よりずっと安価。
このマイクを先のBehringerイコライザとあわせて使うと、マイク・アンプ間のコードはそのままのフォーンプラグで済む。マイク選択の自由度が高まるわけで、これはアマチュア無線をますます広がりのあるものにしてくれます。
もっとも、アンプ・リグ間のコードは用意する必要がありますが、前回紹介したADONISの変換コードを利用してちょっと作ってしまう、というのがいいのではないでしょうか。
欠点としては、通信用マイクだと通常ついている、PTTスイッチがなくなること。私はPTTは使わないタイプなので不便は感じないのですが、どうしても必要だとお考えの人は、さきほどのADONIS変換コードをじっくり観察して、なんらかのスイッチを設けるのもまた楽しいかも知れません。 「私流運用スタイル」を、追うのもまた楽しい。
リグを使うとき、マイク選びは頭の痛い問題です。
メーカーによって(場合によっては同一メーカでも機種がちがうと)リグのマイクコネクタの配線が異なってて、最悪の場合には、リグの数だけマイクを用意しなければならない、ということになりかねないからです。
机の上がマイクだらけになります(--;)。さあどうしよう。
いちばん簡単なのは、サードパーティ製とくにADONIS社のマイクを選択すること。ADONIS社の良いところは、接続ケーブルを交換するだけで、いろいろなリグに対応してしまえる点。
このやりかただと、リグを新しくしても、マイクコードだけ買えばいいことになりますから、経済的だし、スペースも無駄にしなくて済む。
マイクを変更しなくて済むなら、リグごとに送信音がどう違うかも適確にわかって、それこそ、新しいリグをそろえた意味があろうかということになります。
ADONIS社のマイクしか使えないことになりますが、同社のマイクは通信用としては十分な品質を保ってくれてますし、それにしてはリーズナブルな価格だといえるでしょう。
ADONIS社は、アマチュア無線ライフをより豊かにしてくれる、まじめな、良い企業のひとつだと思います。当ブログは、勝手にADONIS社を応援しています(笑)。
ADONIS社のホームページはこちら
さて、次回は 『e-SSB Hi-Fi SSBの安直入門』というタイトルで、もうひとつの解決法をお話します。
八重洲無線(現Vertexx Standard)社の本格的DSP搭載機です。
現行の二世代ぐらい前のものになるかも知れませんが、もちろん一線で活躍中の世代です。
なんと言っても、DSP/Collins Filterという、二つの魅力ある方式を瞬時で切り替えられるのが最大の魅力。
ひとつぶで二度おいしい(笑)
DSP選択の場合は、法的許容値最大の100-3100Hzの音声帯域を確保できるので、SSB Hi-Fi派はぜひ使ってみたい。
後継のFT-1000mp MARK-Vよりも音質が良いという評価を下すユーザも多いです。私も、ほんの少々ながらそうかも知れないなぁと感じます。
あ
これからHFに入門、再入門しようという人に、ICOM社のIC-756PROシリーズは非常に良い選択となるでしょう。
なにしろ、756,756PRO,756PRO II, 756PRO IIIと続いたことからもわかるように、Icomのベストセラー。発売数が多いということは、中古市場も豊富だということであり、じっくり選べばとても程度の良いものが手に入ることでしょう。
音質の良さはいうまでもなく、各種混信除去機能も充実しており、とくにNR(ノイズ・リダクション)の効きの良さは、トップクラスだと思います。
これからは、PSK,SSTVなどのデジタル・モードにも挑戦してみたいところですが、パソコンとの接続も19600bpsの速度を確保していて、たいへん快適です。
入門用、再入門用としては、ややオーバースペックとなるかと思いますが、本格的にやろう!という意気込みのかたは、このあたりまで手を伸ばすのもいいかも知れません。
ただ、ICOM社は古いリグについては順次、メンテナンスを打ち切っているようです。年式の新しいものを選ぶのも、後々のトラブルを避けるポイントかも知れません。
もっとも、そう壊れるものでもありませんが(笑)
ちょっと頭の体操でもしてみようか と思い立ったときは、テレビのクイズ番組や教育テレビの語学講座などもいいけれども、アマチュア無線家なら、アメリカ・FCCライセンス試験を受けてみるのも、一石二鳥でおもしろいかも知れませんね。
資格のグレード・アップもはかろうということならまさに一石三鳥で、なにしろ受験料も安く(2000円以下)、また受験機の数も、国内試験よりずっと多い、というのも、「ちょっと受験してみるか」という、《ちょいチャレンジ心》をくすぐります。
レベルは、国内よりもずっとやさしい。英語のレベルが問題になるような気もしますが、日本の義務教育終了レベルの英語力がまぁまぁ保持できていれば、さほどのことではないはずです。案ずるより生むが安し、というのは、このFCC試験のためにある言葉です(笑)。
テキストなどの必要もありません。インタネット上には情報があふれています。それで十分な知識が身につきます。
ただ、テキスト自体、持っていていけなないというものではなく、これらARRL発行のテキスト類は、たまに目を通してみると含意にあふれています。座右に一冊置いておけば、海の向こうの国のアマチュア無線を理解する一助となるでしょう。安価で、たいへんおススメです。
はんだづけができないと、アマチュア無線家としてはなんとなく肩が狭い・・・んですが、まぁごちゃごちゃ言ってないで、マスターしてしまいましょう。この記事を書くにあたって、「その道のプロ」に意見を伺いましたが、要するに「習うより慣れろ」だそうで、とにかく挑戦してしまったほうが早い。
いまどきは、以前のようには中学校ではんだづけを教えることもなくなり、大学工学部電気学科でさえ、はんだづけ経験のない新入生が多数派だそうです。かなりイバれる技術となっています(笑)。女性(YL)もぜひ挑戦してください。はんだづけは女性のほうが上手です。
さて、はんだごて以外にそろえるべきなのは、ペースト(なくてもかまわない)、クリーナー(濡れ雑巾でもいいらしい)、糸半田、ですね。これらをセットにしたものも売られていますから、それを買ったほうが早いでしょう。
はんだごては、
・一本だけ買うなら30Wのものを
・できれば 15W(IC工作用)、30W(トランジスタ回路用)、45W(真空管回路用)とそろえれば「無敵」なのだそうです。温度コントローラを買うより、はんだごてを複数そろえたほうが扱いやすいし、安価なのだそうです。
大切なのは、「使ったあとのクリーニング」だそうです。電源を落とす前にごみをきれいに水ぶきし、できれば薄くはんだを縫っておく。そうすると酸化することを避けられ、こて先は、はんだごて本体の寿命(使い倒して5年)と同等に伸びるそうです。こて先を変えなければならないとすれば、それは管理がなっとらん証拠、なのだそうでした(__;)。
以上を心がけて、さて、やってみましょう。
そこで、組み立てキットをひとつご紹介。こんな打ってつけのがありました。
自作ラジオから流れる音は、また格別。自分のスキルがぐっと上がった気がします(笑)。成功するはずですが、失敗したら、成功するまでやりましょう(笑)。
なお、ICなどのさらに上級な半田付けに挑戦される方は、こんなルーペつき保持台が役に立ちます。というか、絶対必要(笑)。人間にはなぜ手が二本しかないのだーと叫ばなくて済みます(笑)。
アンテナは買わない(笑)。なぜ買わないかというと、高いからです(笑)。以前は皆じぶんで作ったものです。
それなのに、なぜ高価なアンテナが売れるようになったかというと、アンテナも次第に高度化・複雑化して、調整に非常に長い時間がかかるようになった。みな忙しかったわけです。
でもこれからは違う。スローライフの時代です。また、調整するための道具もいろいろ販売されるようになった。測定器は安価ではないですが、でもアンテナ2本ぶんぐらいの値段で買うことができます。3本つくればモトが取れる(笑)。そればかりか、いろいろなノウハウを身につけることができて、たいへん素晴らしい教材だと言えるわけです。
ひとりじっくり取り組んでもいいし、また友人とビールでも飲みながら語らうのもいい。素敵な時間をすごすことができます。
最初はなるべく安いもので済ませましょう。高価なものは複雑で、操作を理解するだけでもたいへんです。スキルがいっぱい身についたあとでいいのではないでしょうか。
実は、自分で自分のロケーションに合わせて調整したアンテナというのは、おどろくほどの電波の飛びを見せてくれます。私のローカルには、3エレメント八木だけど、メーカー製の5エレ八木以上の飛びをして周囲を驚かせている人がいます。カッコいいなぁと思います。
MFJ-260C 300W ダミーロード 0--650MHz M型コネクタ
MFJ-260CN 300W ダミーロード 0--650MHz N型コネクタ
MFJ-264N 1.5kW ダミーロード 1--650MHz N型コネクタ
Hy-Gain社が無線機を販売したことがあったというのは、いま初めて知りました。無線機の歴史を考えるうえで、これは超貴重な資料です。びっくりしました。
日本の松下電器のOEM製品だそうで、日本ではRJX-1011という、当時日本では珍しくも数字4ケタのネーミングで販売されていました。
ただ、なかなかに高価なもので、私は実際のオンエアで使っていらっしゃるのを聞いたことがありません。
1970年代前半のことだと思います。
メンテナンスのウデに覚えのある方はいかがでしょうか(笑)。おそらく二度とお目にかかることのない、レア機種だと思います。 開始価格のまま落札できれば、超お宝のゲット!ということになりそうです。私もお金に余裕があったら、欲しい(涙)。
いま、手元に無線機がなーんにもない、というかたにおススメなのが、この FTー817シリーズ。なにしろ、1.9MHz~430MHz帯を全部カバーする。新品で8万円以下。爆発的に売れたわりには、中古市場への流出はあまりない。買ったひとの満足度が高く、手放す気がおきないというところなのでしょう。私も一台持っていますが、手放す気にはなれません。
予備機によし、散歩に持ち出すによし、非常時の備えによし。実に心強い存在です。
サイズが小さいだけに、大出力ではありませんが、実用には十分だし、これでDX通信を追っかけまわしているひとも少なくありません。サンショは小粒で・・・を地で行くリグです。
机の上で使う際は、コンピュータとの接続を強くおススメします。パネルが小さすぎて操作しづらかったのが、PC上のキーボード、画面を経由することで、大型固定機と同様の存在感をみせてくれます。今後のアマチュア無線運用のあり方を先取りする、というのはこういうことを言うのだと思います。
【入荷】【送料無料】FT-817ND YAESU HF/50/144/430MHz帯 オールモード機
アマチュア無線機・・・受信改造済み
一昨年だったか、7MHzがバンド拡張されたとき、トランシーバを対応させる必要がうまれました。
といってもジャンパ線を取り外すぐらいのことなんだから、それぐらいはの改造ぐらいは自分でするべきだろうと思い、早速インタネットで情報を集めてやり始めたものの、非常に難儀したのがそのチップ部品の小ささ。いまどきのチップ部品は本当に微小化しています。普通のルーペでは見えず、結局ルーペを二段重ねして使う始末。
場合によっては、どのジャンパかいまひとつ不明だったりして、結局そのジャンパ線をつけたり外したりせねばならず、そうなるとハンダのカスの点検ということになり、死ぬ思いをしました。みなさんは、どうやってるのでしょう。
先だって歯医者さんで口を開けながら虫歯の状況を頭上の液晶画面に映して見せてもらったのですが、そのときそのマイクロスコープがパソコンのUSBポートに接続されているのに気づき、これはうまい方法がみつかったと(笑)。
美容用、科学学習用、文具用など、いろいろ出ていて面白いです。200倍、なんてのもあって、もはやこれは顕微鏡の世界ですねぇ。写真取り込みも簡単そうなので、記録を残すのにも便利そう。
どうしたらいいですかーというお客さんが、ここんところぽつぽつとご来店でございます(笑)。
低音。e-SSB。なるほど。。。
唐突ですけど、本来のガラに戻りまして喋くりカキコしますが、だいたいだな(--;)w。
無線機はナニ使うてるの?あ、そう。それはスゴイ。で、他には?? なにぃっ、無いだとぉおっ。モニタリングはどうやってやってんの。リグ内蔵のモニタ(--メ)。う~む。。。
お客さん、ひとつリグを追加したらどないだ。モニタ用に。モニタ用つったって、リグに本番用・モニタ用の区別があるわけじゃないから、いざというときは予備機としても使えて安心だし。固定機しかないんだったら、モービル機一台買うのもいいかも知れん。
で、モニタしてみるんだよ、モニタをよ。自局の信号が、強いときは59++ぐらいで相手に届くべ? で、だいたいそのレベルでモニタする。そうすると、背筋に冷たあぁあ~いものがすすーっと流れるような衝撃を受けるもんですぜ。なんちう汚いデンパ出してたんだ、おれは。てなもんです。
リグのファンの音。電源のファンの音。マイクに近すぎて入る息の音。泣きわめくコドモの声。隣の犬の遠吠えなどなど、おまけにマイク・プロセッサなんてぇものを使ってた日には、ほとんど右翼の宣伝カー。
てなわけで、まずはじっくりと音質を向上というか、ふつうの音質を目指す。そこから初めてもらいてぇんですぜ、だんな。音質がどうのこうのってのは、その後。
もっともお客人、良い音質がどうのっておっしゃるぐらいですから、聞く耳持ってるわけだ。モニタしてごらんなせぇ、知らず知らずのうちに工夫が重なって、低音から高音まで澄み切った送信音を出せるようになりますぜ。
追記
店員Fumiさんおススメの、モニタ用ヘッドフォン、こちら 。 高・・・くね(笑)?
メンテナンスのウデに覚えのある方はいかがでしょうか(笑)。おそらく二度とお目にかかることのない、レア機種だと思います。 開始価格のまま落札できれば、超お宝のゲット!ということになりそうです。私もお金に余裕があったら、欲しい(涙)。
●2010年代予測
コンピュータとリグとの融合が確実に進む。SDRはその前ぶれ。
無線機は近くPCの周辺機器としての扱いになり、ゲームソフトならぬゲーム・ハードとなる。数年以内に週刊ASCIIで特集が組まれる。ジェネレータという言葉はアルゴリズムという言葉に置き換わり、死語となるw。あわせて、最初からPC・HAMの両方に精通する新しい世代が生まれる。と勝手な予測。
無線機の歴史をこう見る私の目には、わざわざ最新型を買わなくても、10年落ち、場合によっては20年落ちの中古で、じゅうぶん『最新型』に見え、そういう選択のほうが賢いのではないかと思えるわけです。最新の低グレード機より、中古のハイグレード機のほうが、品質が上だし、使っていてきっと楽しい。そう思えます。
また仮に、自分であれこれいじって楽しみたいのなら、最新型なんてものは絶対に買ってはいけません。チップ部品の多用化が進んで、もうわけがわかりません。ビンテージ度でせめて「3」以前のものを選びたい。実際のQSOの中では、こういった話に花が咲くことも多く、いきなり最新型をど~んと構えてオンエアしても、話題がぜんぜん合わない、ということにもなりかねません。それが悪いわけではありませんが、今後のアマチュア無線では、ポリシーを持つことが大切になりそうです。どういうスタイルでアマチュア無線を楽しんでいるか、が重要。
ましかし、いずれにせよ、個人の好み。
最新型でDXを追うもよし。古い無線機の、真空管の灯りを見つめながら、ぼんやりワッチするもよし。アマチュア無線の世界はどんどんふくらんでいます。
最近、ダブルバズーカアンテナください
と訪ねてこられるひとが多いです。7MHz帯はいま、以前の2倍の帯域に広がり、7.0MHzから7.2MHzまで使えるようになって、広帯域のダブルバズーカ型アンテナの人気が高まってきているようですね~。
最初のころは、たった100kHzかとも思ったりしたのですがが、折からの無線局減少ともあいまって、7MHzバンドの様相は、以前とは一変しています。
10Wでじゅうぶん楽しめる世界が、また帰ってきた。
これはもう、一度楽しんでみるしかありません(笑)。
さてそのたった100kHzの広がりなんですが、元の二倍っちゃ二倍(笑)ひろがったわけで、これはずいぶんの拡大となりますから、アンテナの選択はむつかしいものです。全域をカバーすることはなかなかむつかしい。
以前から300kHzの帯域を許されたアメリカのアマチュアの間でよく使われているのが、このダブル・バズーカ方式アンテナ。これはひとつの解決策ではあるのでしょう。
つまり、ダブル・バズーカは、広帯域化を目的に給電のしかたを工夫したダイポールアンテナです。
自作も難しくはありませんので作っちゃえばいいと思うのですが、カムバックしたばかりのハムにとって、同軸ケーブルを購入したり半田付けしたりするのは、ちょっとした難儀かも知れません。なにしろ私もそうでした(笑)。
だったらもう、買っちゃうのも手かも知んない。なにしろ、世の中はよくしたもので、そうした方のために、自作品をオークション出品してる方がいます。値段も実費程度、かな?
遠くの先輩ハムが、手助けしてくれてるんでしょう。ということで、利用させてもらうのもいいことだと思います。
前記事コメントで、店員Fumiさんから、先のものよりもっときちんとした方法が提案されました。
TKS=> 7k1ptt
応急処置でなく、ずっと使用するなら、特に100W超のようなハイパワー局の場合は、きちんと勉強した上で対策を取るべきだということだと思います。うっ。や、やらねば(__;)。
分割コアの場合、この商品の説明によると
『商品の説明
それにしても、ア、アマゾンって、トロイダルコアまで売ってるとは・・・
参考 http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b105441190
インターフェアというと、TVI,BCI、電話Iがまず思い浮かびます。忘れがちなのが、アマチュア無線局側がインターフェアの被害にあってしまう場合。ハムIとでも言うのでしょうか、とにかく今の世の中は世界じゅうノイズだらけになってしまっています。
だから、今は大丈夫!と思っていたとしても、たとえばお隣さんが部屋の模様替えをしてテレビの位置を動かしたなどというときに、またTVIが発生してしまうかもわからないのですのと同じぐらいに、私たちのアマチュア無線機に、とつぜんそのテレビの発生するノイズが混入し始める、ということもあるかもわからない。
私のところではしょっちゅうそんなことが起きていますし、オンエアのQSOをワッチしていても、皆さん同様に、そういう悩みは尽きることはないようです。
そこで、ふだんから用意しておきたいのが、インターフェア対策・ノイズ除去のための分割コア。
なんだかアンテナを換えてみたら、マイクに回り込みがおきるなぁ・・・というときは、すっとこの分割コアをマイク・コードに巻いてみる。お隣さんが電話がへんですと伝えてきたときは、ちょっとこれを巻きつけてもらう。そういう応急処置ができるようにしておきたい。
もっとも本当は、ノイズはノイズ源から断ち切りたい・・・んだけど、これがなかなか難しい。
大量に買っておいたほうが、安いです。ちまちま買うと、損。各サイズ10個ぐらいずつ、3サイズぐらいそろえてあるといい。
部品箱に余らせておくのももったいない・・・ので、ふだんは、送受信用の同軸ケーブルにでもくっつけておくように私はしています。ノイズの抑制にけっこう効果的ではないかと、私は思っていますが、さて(笑)
もっとも、友人の中には「分割コアなんか、効かん!」という人もいます。確かに必ず効くわけではない。「入れどころ」「入れる個数」「入れるモノ」などの複雑な問題があるんですね。
でも、とりあえずの応急処置としては、やってみるしかないと思うのですが。
追加
3/6 2010追記
その後、こんなステキなホムペもみつけました(発見者JE1JLY)
分割コアを使って、実際にフィルタをつくっていく過程がとても丁寧に解説されています。必見!ですよ。組み立てキットもあつかっていらっしゃるようですから、これを教材として学習するのもいいかも。